星読みにおいてお母さんは「月」で表される。
月だけでなく、感受点の土星や、乙女サインなんかも”お母さん”的な要素を含んでいるけれども、強いのは「月」だと思う。
さて、私は自分の母との折り合いが悪かった。自分に降りかかるこの世の不幸はみんな「母のせい」くらいの勢いで考えていた。その捉え方も間違いではないし、そこを通らないといけないんだとは思う。
不幸の部分は満ち欠けする月の見えない部分。光の当たらない新月から全てに光が当たる満月、そしてまた新月へと向かう永遠の満ち欠け。月の光と影の部分の「影」の部分が不幸だったんだと思う。
この不幸の部分、影の部分をそのまま手に入れなくてもいいし、手に入れてもいいのだ。と、ようやくわかって、私は手にすることにした。これで私の「月」は満ち欠けしないことになった。
さて、月にはもう一つ顔がある。先ほど話していた月の満ち欠けは、地球から見た「月」の話。月は、地球からは見えない部分もあるけれども、そこは永遠に地球からは見えない。ちょうど、身体の内臓が見えないとの同じように。
ただ、月は全て見えるようになるのだ。ヘリオセントリックの領域までいくと。月が満ち欠けするのは、地球から見た配置を読むジオセントリックの時。太陽から見た配置を読むヘリオセントリックだと月は常に地球と一緒にいて満ち欠けすることはない。
地球=自分に寄り添う「月」=母親。ここでは母親というより”母体”と表現した方がいいのかもしれない。私たち人間はからなず母体を通って生まれる。身体の内側、見えない部分である月の裏側を通って生まれてくるのだ。
生まれた時の星の配置、ネイタルチャートのヘリオセントリックはまさに今お腹から生まれましたーっていう瞬間をよくよく表していると思う。そしてジオセントリックはお母さんと切り離された瞬間の自分。
色々書いたけど、月は興味深いってこと。

